「和服ミニアンケート」
集計結果

平成10年1月10日〜3月1日までの約2ヶ月間で143名の皆さんからアンケートのご回答を頂きました。
なお、このミニアンケートは今回を持ちまして終了させて頂きます。

皆様、ご協力ありがとうございました。


143名という母体数は、まだまだ少ないかも知れませんが、集計結果を発表します。
Webアクセスが可能な方という、限られた条件の方々が対象であることを考慮しても、
想像した以上に和服が着たい、欲しいという方が多いことは間違いなさそうです。

このアンケートの目的は、ご覧の通りごくシンプルな、和服に対する意識調査でした。
当初は、インターネットという環境を考慮して様々な人々からの反応を想定致しましたが、
ほとんどの方が、和装の情報を求めて、わざわざ探して訪れてくださっているご様子で、
設問の半分はあまり意味がないものだったかも知れません。
それでも、和服好きの方々の予想以上の存在と、和服に対する傾向的な意識は
ある程度感じ取ることができるものと思います。

同じ衣服であるのにどうして和服だけが着にくいのか、もっと広く市民権を得るにはどうしたらよいかなどを、
このアンケートを皮切りにもっとみんなで考えてみませんか?
呉服関連業界の方も、何かのご参考になれば幸いです。
ぜひとも、消費者ニーズを汲み入れた和装品の提供を期待したいものです。

いろいろなご意見をお待ちしております。
また、こんなアンケートを取って見て欲しいなどのご意見もありましたら、合わせてお寄せ下さい。



このホームページをわざわざ訪れて下さるだけのことあってか、「和服は嫌い」という方はお一人もおれれませんでした。

興味がないと答えた方は、20歳代の男性で、和服は持っていて着たこともあるとのこと。「欲しいけど買えない」をチェックされていたので、この項目は「素敵・好き」の選択ミスかも。(^^;









次に、単純集計によるアンケート回答者の性別と年齢を見てみましょう。
意外と女性の方もたくさん訪問して下さっているようで嬉しいです。(^^)
年齢層が20〜30代で大半を占めているのは、インターネット利用者の年代とほぼ重なりますが、
これはやむを得ない現状と言えるでしょう。


さて、今度は、和服の経験と所有についてです。
自分の和服を持っているのに着たことがないという方が1名おられました。
逆に着たことはあるが、持っていないと答えた方は15名でした。





では、一体どの程度の頻度で和服を着たいとみなさん思っているのかを尋ねて見ました。

「着たくない」と答えた方はゼロでしたが、なんと36%もの方が「毎日でも」着たいと考えていらしゃるのには驚きました。「たまには」と答えた方の中にも、恐らくその予備軍はいらっしゃることでしょう。このデータは、和装の市民権を得ることが不可能じゃないことを物語っていると、無理矢理結論づけちゃいましょう!(^^;


更に、この質問では、それぞれの回答の年齢別の内訳を出してみたので参考にご覧ください。
アンケートにご回答下さった年齢層が、そのまんま影響しているとはいえ、
20代、30代の方の方が、40代以上の方よりも積極的に和服を着たがっているのですね。
もっと若い年齢層を意識した和服商品も、業界の方には期待したいものです。


「一度は着てみたい」人 「毎日でも」着たい人 「たまには」着たい人





「欲しいけど買えない」と答えた人を含めると、
実に99%もの方が、和服を欲しがっているという
ことになりますね。

ちなみに、「全然必要ない」と答えた方は、
30代の男性の方です。
私はこう答える人がもっと多くても不思議はないと
思っていたのですが・・・。





和服はいくらなら買う気になりますか?

これは、途中で追加した項目なので、こちらの設問のみ母体数は52名です。
小人数での集計結果ですが、ご参考までに掲載します。
呉服屋さんにとっては最も興味あるデータではないでしょうか?


さすがに普段着となると、10万を超える値段は考えにくいですよね。今回は、あえて素材との兼ね合いを尋ねていませんが、感覚的に3万円までというのは納得のゆくところです。この値段で押さえるには、仕立て代をどうするかが一番の課題と言えるでしょう。

しかしながら、洋服ならこれでもまだまだ高額です。\1,980のワゴンセールの品とか、せいぜい\19,800くらいまでが普段着としては許容範囲でしょうからねえ。大量生産しないと、こうは無理でしょうけど・・・。それを考えると、3〜5万円出してでも、和服を普段着にしたいというのは、それほど和服は衣服として「すばらしくイイ」ということなのでは?



外出着となると、今度は様子が違ってきました。
アンケートは、長着のみの値段ということで尋ねていますから、最も希望の多い5〜7万円の価格帯であれば、仕立て代込みでも何とか商業ベースで実現可能ではないでしょうか?(いかがでしょう?>業界の方)もちろん、高級品というわけにはいかないと思いますが、それでも十分ということでしょう。ちなみに、「50万円以上でも」と答えられた方は、40代の女性の方で、次の礼装も同じく「50万円以上でも」とお答えです。この方、おもしろいのは、普段着では「3万円まで」とお答えになっておられることです。やはり、用途・目的による価値観が、それぞれに明確ということなのでしょうね。




最後は礼装です。
少ないサンプルながら、これは予想外にバラエティに富んだ結果となりました。

礼装をどう位置づけるかによって、価値観も人によってさまざまだとは思いますが、15万円以上でも買う気のある方が、全体の1/3以上おられるのは見事です。

いずれにせよ一般的には、10万円以上の金額というのは、一着の衣服にかける金額としてはかなりの額だと思います。今の和服は、この「礼装」だとか「衣装」としてのアイテムとしての認識が強いことも、高額商品中心となっている理由と思います。そろそろもっと違う位置づけの服として認知・販売されるようになって欲しいですね。(^^)






・・・みなさま、ご参考になりましたでしょうか?




おまけ

アンケートにご回答頂いた方々のお住まいもエリア別に集計してみました。
全国規模というレベルでは、母体数があまりにも少ないと言えますが、
あなたのご近所に和服好きな方がどの程度いらっしゃるかなどを知る目安にでもしてください。
これを機に、地区別で和服好きな人工を増やすことを競っても面白いかも。(^^;


このアンケート結果は、ACCESS97+EXCEL97で集計・グラフ化し、EXCEL97のHTML形式への変換機能を使用してWebページを作成しています。

1998年3月15日 作成
Presented by 早坂 伊織




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