「絹半衿はリンスしよう!」


写真のように、汗や油、ホコリで汚れた半衿は、ワイシャツの衿汚れと基本的同じなので、こまめに洗濯して清潔なきものライフを楽しみたいもの。ところが、この半衿の汚れ落しは、意外にも手間がかかって面倒なものですよね(^^;。それでも、きものを日常着にする場合、襦袢の半衿の付け外しは避けて通れません。きもの好きにはこれも楽しみの一つ、などと紹介している書籍もありますけど、面倒なものは面倒!ですよね。(^^;

そこで、私は半衿をつけたまま洗濯機で洗える素材(半衿や袖が化繊のもの)の半襦袢などを日常使用していますが、今回はこの半衿の洗濯方法について紹介します(ちなみに、半襦袢を洗濯機で洗う時は、きちんと畳んでネットに入れて洗います。脱水はしないで水分を軽く絞り、形を整えて干せばOKです)。

化繊の半衿なら、取り外して洗濯機でそのまま洗うことができますが、絹の半衿の場合は、「和服の手入れ」のページでも紹介しているように、まずはベンジンで汚れを取ります。それでも時々は外して手洗いしておきましょう。

ところで、絹の半襟の洗濯ですが、頭髪用のシャンプーとリンスでも洗えます。実はこれ、「褌」HPの越中文俊さんにご教授頂いた方法ですが、褌や半襟程度の小物なら、これで十分です。実際に私も利用していますが、手軽ですし通常の汚れなら十分落ちますから、ぜひ一度お試しください。それほど縮んだりしません。このとき、リンスするのがミソなのです(^^;。以下にその洗濯方法を紹介します。


絹半衿の洗濯方法


絹専用洗剤もしくはソフト洗剤を使うにこしたことはありませんが、頭髪用のシャンプーでも洗えます。シャンプーはマイルド系のものがいいようですが、デリケートな絹のこと、赤ちゃん用のベビーシャンプーも合性がよさそうです。 ちなみに、リンスインシャンプーでもOKですよ。 まずはぬるま湯で軽くもみ洗いしたあと、洗髪用のリンスを使い、よく濯ぎます。髪の毛同様、絹の繊維もリンス効果でコーティングされ、しっとりしなやかに。絹は毛髪と良く似た性質なので、同様の効果が得られるのだそうです。最後に、洗い終わったらひねって絞らずに畳み込んで水気を押して絞り、きれいに伸ばして日陰に干します。アイロンは当て布をして素早く当てましょう。半衿程度の小物なら、頭髪用のシャンプーとリンスでも十分。もちろん、絹のふんどしもこれで洗濯可能です(^^;。




1999年7月25日 掲載

  

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