「染織文化祭2003」

〜「和」を基調とし、染織技術を活用した作品展〜
(財)十日町地域地場産業振興センターが主催する、「染織文化祭2003」という、ご当地の基幹産業である和装製品と、和の文化を生かしたライフスタイルを提案することを目的としたイベントがあり、その審査員を依頼されて1年ぶりに再び十日町に行ってきました。


   
染織文化祭2003のチラシ
(各画像をクリックすると拡大画像を表示)

私以外の審査員4名は、いずれも著名な専門家の方ばかり。
審査員のプロフィール
どの作品も甲乙つけがたく、とても難しい選択でしたが、
楽しくご一緒に審査をさせていただきました。
5名がそれぞれ作品を選んで無記名投票を行い、
得票数に応じて大賞が1点、奨励賞2点が選ばれました。
(※各賞の詳細についてはこちらをご覧下さい)

そして、見事5人全員が投票し、大賞を受賞したのがこちらの作品。
大賞受賞作品「響き」(藍染)

そのほか、審査員5名の個人賞が設定されており、私も1点選ぶことに。

残念ながら今回は男物の出品がありませんでしたが、悩んだ末、
自分(が女性だとして)で着るとしたら、という観点で判断することにし、
その結果、黒墨色のグラデーションがシンプルでモダンなイメージのある写真の作品を選びました。ちなみにこの作品は、審査員賞の中では唯一、
一般の見学者の投票によって選ばれるユーザー賞もダブルで
受賞した作品となり、意味のある選択となったようで内心ホッとしました。

早坂伊織賞 受賞作品「赤城紬訪問着」

審査の後、大勢の十日町の皆さんに囲まれた懇親会にも参加させていただき、着物の作り手である皆さんの熱い想いに再び深く触れることができました。その席で感じた楽しさのように、着物の将来が明るさに満ち溢れてゆくことを期待しています。また改めて、着物の世界には、まだまだやるべきことが沢山あることを感じた次第です。

十日町の皆さん、今回も本当にお世話になりました。
ぜひまた共に頑張ってゆきましょう。




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