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羽織紐の結び方(その3)How to tie a haori-himo (Part 3)

羽織紐の結び方(その3)
■ 結んだ状態で売られているのはたいていこの結び方


これは、金属の金具で引っかけるタイプを中心に、はじめから結びあがった状態で売られている羽織紐によく見られる結び方です。興味本位で市販の羽織紐の結び目を解いてしまい、元に戻せなくなった人は、この結び方をマスターすれば元に戻せます(^^;。ただし、この結び方は、その一、その二の結び方と異なり、羽織の乳に紐を取りつけた状態では結べないので注意してください。必ず結んでから乳に取り付けることとなりますので、必然的にS字鐶(金具)で取り付けるしかないという結び方です。なお、写真は丸組みの羽織紐で説明していますが、平打ちの羽織紐も同様にして結べます。

■ 結び方

まず、二本の紐を揃え、羽織紐の1/4くらいの位置から房の部分を折り曲げます(折り曲げた時、房の根元が紐の中央よりやや下になるくらいに)。
房のある短い折り返しが下になるように羽織紐を持ち、向かって右側の紐を直角に折り曲げ左側に廻します。紐が房の付け根を真横に横切るように一巻きし、右下から来た紐の先を直角に重ねた紐の下をくぐらせて左上に引き抜きます。
全体が崩れない様に羽織紐をしっかり持って、巻いた紐がゆるまないようにしっかりと引き締めます。
今度は残った左の紐を結びます。先程と同じように房を下に向けたまま、左の紐を今度は右側に直角に折り曲げ、右から左に房の根元に巻き付けます。
写真は房が上になるように持ちかえたところです。紐を房の根元に巻きつけるとき、最初に巻いた紐の上に重なるように置いて巻きます。なお、平打ちの紐の場合は、最初に巻いた紐の上に重ねて巻きます。
再び房を下に向けた写真です。左から来た紐の先を右に向けて直角に折り曲げた紐の下を通して右上に引き抜きます。
全体が崩れない様に羽織紐をしっかり持って、巻いた紐がゆるまないようにしっかりと引き締めます。
最後に房の根元が輪の中にしっかり収まるように紐を引き締めて形を整えます。
できあがり。

このあとS字金具で羽織に取り付けます。

うまくできたら、もう解かないようにしましょうね。(^^)


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