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和装の魅力と着こなす楽しみを提案する、男の着物総合ガイド

車の運転Driving a car

車の運転
■ 和服で運転

着物を着て車を運転する場合も、
馴れないと色々と気になることが多いものですよね。
まとめていくつか紹介しますので、参考にして見て下さい。



まず、足元ですが、下駄は歯がペダルに引っかかって危険なだけでなく、道路交通法にも違反するようなので止めた方がよいでしょう。雪駄や草履については正確にはわかりませんが、どうやら違法にはならないようです。私はいつも足元はやはり雪駄や草履なんですが、特別運転しにくいとか危険を感じたことはありません。他には、ちょっと前の自動車のCMで若尾文子さんがやっていたように?運転中の履物を別に用意する方法もありますね。ただし、スニーカーとかに履き替えるなら、脱いだ雪駄は、助手席側などに置きましょう。運転中雪駄が転げてペダルにはさまるなどすると思わぬ事故のもとですから。

それから、草履や雪駄に足袋だと、どうしても足袋の踵が床について汚れるので、白足袋の時などは替えの足袋が必要でしょうね。そうそう、靴などに履き替える場合も、白足袋などは案外汚れてしまいますから注意しましょう。運転中だけ汚れてもいい足袋を履くか、足袋カバーなどを利用するのも手ですが、面倒なら、運転中だけ足袋を脱いでおけばOKです(冬はちょっと寒いけど)。逆に足袋の汚れがまったく気にならない時などは、履物を脱いで足袋裸足で運転するという方法もあります。その時は、くれぐれも車から降りる時履物を履くのを忘れないように(^^;。

帯の結び方は、角帯なら片ばさみ(浪人結び)が結び目がじゃまにならず、着崩れもしにくいので運転には向いています。結び方に拘る必要がない場合はぜひ一度試してみて下さい。

羽織については、面倒でも運転中は脱いでおくのがベストですが、短時間(1〜2時間)のドライブなら着たままでもよいでしょう。ただ、羽織を着たままで運転する時は、お尻の下に羽織りの裾を敷いて座るのではなく、後ろに払ってなるべく皺にならないよう、左右に広げておくなど始末しておきます。後ろに払うと皺になるとお考えでしょうが、この方が、運転中にお尻で羽織を引っ張り下げることがないので、きものが傷まなくてよいのです。羽織がずり下がるようなことがない人はお尻の下でもよいでしょう。

着物の袂も運転中邪魔になる人はいるでしょうね。私は特に気になったことはありませんが、車の構造によっては確かにシフトレバーに絡み付いたりして邪魔なようです。まあ、襷がけまでして運転する人はそんなにいないでしょうけれど、やはり和服で運転するならオートマチック車の方が向いていると言えます。

あと、袴を穿いて乗る時は、座る前に袴の後ろを少し上げるようにして、お尻と腰板の間の部分に余裕を持たせておくと、運転している最中に袴の後ろがずれ下がるのを防ぐことができます。

最後に余談ですが、タクシーなどの後部座席に乗る時は、なるべく開くドアのすぐ側に座れるよう、最後に乗るようにすると、乗り降りが楽なのは言うまでもありません。





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