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和装の魅力と着こなす楽しみを提案する、男の着物総合ガイド

男物の和傘Wagasa (Japanese umbrella)

男物の和傘
■ 和傘について

和傘は竹の骨に和紙を張った雨傘で、和装時に持つ和傘には、一般に蛇の目傘と番傘の2種類があり、他に舞台用の舞傘などがあります。一般的に、無骨な番傘は昔から男性用というイメージがあり、細身の蛇の目傘は婦人用と思われがちですが、主に色柄やサイズの違いなどの好みで選ばれているに過ぎず、はっきりとした男性用女性用の区別は特にないといってよいでしょう。

具体的には、一般に骨太で柄も太く、サイズが一回り大きなものを番傘といいますが、蛇の目の中でも「渋蛇の目」と呼ばれるようなタイプが男物の和傘として昔から使われています(もともと蛇の目という名は、そのデザインから来ている名称です)。そういうわけで、きもの同様、好みで選択すればよいわけです(個人的には番傘よりも蛇の目の方が好みです)。

畳んで持つ時は傘の柄の部分ではなく、ヘタの部分を持ちます(このヘタ部分の名称、正しくは“かっぱ”といいます)。この“かっぱ”、つまりヘタの先についている紐や持ち手は、かつて軒下などに吊り下げておくためのものでしたが、現在そういう使われ方をすることは滅多にないでしょう。立て掛けておく際は、洋傘とは逆に柄の部分を下にします。使用後は十分に乾かして収納することを忘れずに。

■ 入手するには

入手できる各地方のお店についてはわかりかねますが、老舗の履物屋さんであれば売っているかと思います。知っているところでは、大阪なら日本橋の履物問屋街あたりでも手に入りますし、京都なら、何軒かの和傘専門のお店があると思います。京都では西陣の宝鏡寺門前にある「日吉屋」さんが老舗として有名です。また、東京なら浅草仲見世の和傘専門店「西島商店(TEL:03-3841-8560)」もお薦めです。「和服を知る」の「和傘」のページで紹介した所有の傘はここで購入したものです。東京であれば他にも手に入るお店は多いでしょう。

なお、HPでも紹介している北海道の履物店、現代屋さんのページにも和傘の詳しい説明が掲載されていますので、参考にしてみて下さい。こちらのページは通販も可能です。なお、このページの説明にもあるように、中国製の安い傘は避けて下さい。油紙がベタベタしていて一度濡らすと、ガムテープ状態になりますので。

憂鬱な雨の季節も、和服を着て和傘をさしてでかければ、いつもとちがった気分を味わうことができること請け合いです。ただし、くれぐれも足元には御用心のほどを。





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