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 ■--羽織と着物の組み合わせ
 >>>ゆうき  男  東京  -- 2005/12/06-16:46..No.[2064]
    こんにちわ、書き込み失礼します。

羽織と着物の組み合わせなのですが、色や柄でこの組み合わせはセンスがない等着物にあるのでしょうか。

例えば、赤の着物と赤の羽織を一式。青の着物と青の羽織を一式持っていたとします。
それを、赤の着物と青の羽織などで着ていてもおかしくはありませんか?

当方、赤(赤茶?)の羽織と青の着物を着たいと思っているのですが・・やはりセットにして売られているということは何か意味があるのでしょうか。




>>> 優妃讃良  女  埼玉  -- 2005/12/07-13:45..No.[2067]
 
    どなたも、お返事なさらないのは、言葉にするには難しいからかもしれません。

色柄の取り合わせは、洋服でも同様に「明らかにマヌケな組み合わせ」というのはありまして、同じ色でも、微妙に差があって、しっくりいったり、反発したりします。
青と一口に言いましても、鮮やかな「いわゆる青」なのか、紺よりの渋い色か、トルコ・ブルー系の濃い渋めなのか。緑よりだの、紫寄りだのと様々にあります。赤も同様です。

更に、着る本人のキャラというものもあります。同じ組み合わせの衣類でも、着る人によって「ばっちり決まる」「似合わない」となります。
また「いかにも着物風にしっとりと着たい」「派手に装いたい」と趣向もありましょう。

これはやってみないとわからないものです。
洋服のコーディネート的に見て、その組み合わせはどうですか?
「洋服だったら、こんな取り合わせの色は着たくない」と思うなら、それは、あまり適切な組み合わせではないでしょう。
「洋服なら、こんな色の組み合わせも悪くない」と思えるなら、悪くないと思います。
洋服での色の感性と着物のソレはそう差はないんです。
使ってる色自体に傾向的に差があるだけで。
 

>>> ゆうき  男  東京  -- 2005/12/10-22:36..No.[2070]
 
    優妃讃良様、分かりやすいご返答有難う御座います。

当方まだ着物に触り始めたばかりで、周りにも着ている人間がいなかったため、やはり少し組み合わせに不安があります。
客観的にでよろしいので、画像を載せますので変か変じゃないかなど見て頂くことはできないでしょうか。
写真より色は少し両方とも暗めです。
左が長着、右が羽織です。

宜しくお願いします。
こちら
 

>>> 優妃讃良  女  埼玉  -- 2005/12/12-13:11..No.[2072]
 
    全体のバランスがわかる写真があると、よかったですが、家の中でそれだけの広い場所を確保するのは大変ですものね。

この感じですと、「赤と青」というよりも「茶と鼠」といった方が近いように見えます。茶と鼠の組み合わせはもっとも難易度の低いものです。
よろしいのではないでしょうか。

おうちでほっこりなさるとき、神社にお参りにいかれるとき、街歩きといったカジュアルな用途に用いられるとよろしいと思います。

この辺は背広をイメージしていただけるとよろしいのですが、
ズボンと上着が共布だと、ビジネス・スーツですが、上下が色や素材が異なると、カジュアルな感じになりますね。それと似たようなものです。
お年始で親戚を回られるなら、共生地の方が良いかなという程度に、
(最近は、お年始といっても、一張羅の良い服や着物を着て、というわけではなく、Gパンにジャージでも「お年始にきました」で事足りてしまうご家庭も多いようですので、その辺は洋服と格合せして下さい。
 

>>> 京都のT子  女  京都 [URL]  -- 2005/12/15-22:16..No.[2086]
 
    男物の羽織と着物のとり合わせは、近頃随分、皆さんお洒落になって・・・ちなみに今日も機やまで出向いて、コーヂイネイトしてきましたが、数ある中から1反ずつ着物と羽織を合わしていきます、着物地に羽織地をのせた瞬間に合う、合わんが解ります、まあこの道40年でやさかい、それに今時、アンサンブル、お対の(着物と羽織が同じ)着物を注文なさるのは、着物、初心者で、何枚もお持ちも方は、たいがい、着物と羽織は別の色や生地でなさいます、勿論、礼装にも、お洒落着にも、それぞれ適した物があります。