■--袴を着用時の座り方 >>>龍村 男 滋賀 -- 2006/01/08-22:14..No.[2126] |
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袴を着けて座るとき(正座)どうも横に 広がったりして上手く座れません。 何かコツなどがあるのでしょうか?? あと、ついでにもう一つ質問したいのですが、 着物で正座してお辞儀をするとき洋服の時よりも 頭をあまり下げれなくなってしまうのですが、 これも何かコツがあるのでしょうか?? 最近、茶道をはじめて着物を着たときの疑問が沢山ありますので どなたか宜しくお願いします。 |
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>>> 十握 男 静岡 -- 2006/01/09-12:43..No.[2127] | |||
袴の座り方はいろいろやり方があります。左足から座るとか、一度前を払って座れば広がったり立つ時につっかかったりしません。しかしこれは武士の礼法なので茶道で使ってよいかはわかりません。先生に聞くのが無難かと。 あとお辞儀がしにくいとの事ですが、きっちり着すぎなのではないかと思います。もうちょっと着慣れてくれば良いのかもしれません。 | |||
>>> 優妃讃良 女 埼玉 -- 2006/01/10-10:14..No.[2129] | |||
こんにちわ おじぎをする際に、背中を丸めるようにしていませんか? 帯と袴腰の板があるので、洋装のズボンよりも幅広く押えられています。 お辞儀を、背をまっすぐのままするようにすると、帯の影響を受けにくくなります。 ウソかホントか、男袴の袴腰の板は、背筋をまっすぐに維持することを義務づけるために存在するのだという説を聞いたことがあります。 大元はどうであれ、現実、袴腰の板によって、背筋をまっすぐにせざるをえないのは事実だと思います。 | |||
>>> 朝路真行 男 兵庫 -- 2006/02/16-17:43..No.[2241] | |||
初めまして。朝路と申します。 袴で座ると、裾が広がるのは仕方のないことです。かと言って、テレビや映画の時代劇で見るように、袴の裾をバッと叩いて折り込んで座るのは、歌舞伎役者が考え出した所作です。茶道をお始めなら、御分かりになると存じますが、狭い茶室であんなことを横でされたら、わざと埃を立てることになりますね。 袴の幅は、元は胡坐をした時を考えて作られた幅ですから、正座には広すぎる幅なのです。正座が基本となっても、裃の肩衣の幅とバランスをとる為に、裾を細くすることはありませんでした。座った姿が三角形を二つ重ねたXのようなフォルムにするのが良いとされたのです。ですから見っとも無くない範囲であれば、裾が広がったままでもかまわないのです。 しかし、それでは御趣旨に反しますので、以下を申し上げます。 正座するときのポイントは、自分が座る位置より一歩下がり、前に踏み出すようにして座ります。 優妃讃良さんがお書きのように姿勢を正しくして、両手を前襞に添わせるようにして座れば、余分なシワを寄せずに済みますね。その後、広がった裾は、内側に織り込むようにして畳みます。広がりすぎた場合は、股立ち=脇の開いている部分から手を入れて中に引き込みます。こうして座れば、袴の後ろに余計なシワを作らずに済みますね。狭い茶室のなどで、一歩も下がれない場合は、今の方法でそのまま座り、余った両裾をそれぞれ手で持って退り、座る位置に戻ります。 次にお辞儀し難いとのことですが、思い当たるのは、帯か袴の紐を締める位置が少し下過ぎるのではないでしょうか? ほんの少しの差でも、腰を固定してしまいますから、曲げ難くなってしまいます。私などは、お腹が出ていますから、どうやっても苦しいものです(笑) 思い当たるまま書きましたが、ご参考になりますでしょうか? | |||