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 ■--おしゃれな袴の売っているお店
 >>>まっつん  男  埼玉  -- 2006/01/13-00:11..No.[2133]
    先日、ジャニーズの誰か(明治神宮の成人式で)が穿いていた袴が、ゼブラ模様?の感じの柄だったんです。(見た目)京都で誂えたらしいんですが、どこのお店で手に入るんでしょうか?また、同様に派手なものを扱っているお店が知りたいのですが?




>>> えいち  男  東京  -- 2006/01/13-02:09..No.[2134]
 
    まっつんさんはじめまして。

早速ですが。そのニュースでちらっと見たくらいなので、恐らくですが...
ジャニーズのメンバーくらいになれば、西陣の機屋さんに生地から織らせて特注で仕立てたと思われます。お店で買える派手な袴となると、仕立上りでは舞踊用のお決まりの金襴の物や、昨今の成人式や婚礼等の衣裳関係くらいですが、まっつんさんが欲しいと思ったのは、そうゆうのではないカッコイイ派手さのですよね^^;
ならばいっそ舞台関係の衣装屋さんで、生地持ち込みで仕立てる方法もあります。
その場合いわゆる袴地でない、織地や染生地、洋服用の生地でも、生地巾が足りれば芯地を裏打ち等して仕立ては可能です。ちなみにゼブラ柄とか虎柄等が欲しければ干支の木目込み人形等用の金襴が色々と織られていますので、埼玉でしたら岩槻か、東京なら浅草橋あたりの人形材料店を覗いてみるのも良いかと...余談ですが最近の時代劇『大奥』等でも人形材料店の生地が使われています。
ただあくまでも特注扱いに有るので仕立て代も嵩みますが...^^;一つのご参考迄〜
 

>>> 十握  男  静岡  -- 2006/01/13-02:36..No.[2135]
 
     舞踊用店もそうですが、外国人用の土産物店やカタログにも派手な柄の袴や着物があります、比較的安いものが多いのでおすすめ。
 どの様に使用されるのかは存じませんが、外出着にはけしてしないように。
 

>>> リュウ  男  兵庫  -- 2006/01/15-23:38..No.[2141]
 
    まっつん様 こんにちは 
派手さにも個人の感覚ですけど・・一般的にいえば特注品しかお好みの反物しかないと思います。呉服屋さんで好みの物を仕立てるわけですが、無い場合は染色を依頼すれば、まっつん様の好みの色柄を以来出来ます。

染だと京、加賀友禅が主流でしょうけど、自分の好みの色柄を話し合いながら染色家と決めてゆきます。HPなどで着物染色を検索できます。無難なのはお知り合いの呉服屋さんからの注文が良いですね。
袴ではないですが、長着を自分の好きな色柄で染めて仕上げています。
世界に一点しかないので着ていても気分が良いですね。

相撲行事さんも派手な?着物と揃いの色柄の袴を着ておられますね。
これも西陣などの京友禅で染めておられますね。
市販されている小紋(小紋も色々ありますので)で袴と長着、もしくは羽織を揃えるとそれなり派手?おしゃれが出来ます。袴の場合は武士袴、野袴の形のほうが、色柄の袴には良いように思います。

へそだしルックのおしゃれも<理解=? されるより自分流の先人的な発想のおしゃれを楽しむ方もいます。昔は男性でも色柄の着物袴を揃えて着た文献もあります。自分流の素敵なおしゃれを楽しんではいかがですか?  何処で着るかを考えるより,着物を着たいからから着る。好きだから着物で過ごす方が良いですね。

 

>>> まっつん  男  埼玉  -- 2006/01/16-22:22..No.[2145]
 
    >>>えいち様
回答ありがとうございました。気軽な発想でしたが、やはり特注ですよね。しかし、非常に参考になりました。早速、西陣の機屋さんあたりから探して見ます。
 

>>> まっつん  男  埼玉  -- 2006/01/16-22:34..No.[2146]
 
    >>>十握様
回答ありがとうございました。はっきりとしたイメージではありませんが、派手な袴での普段着はまずいですかね?(普段、と言っても様々なシチュエーションがあるかとおもいますが)僕の感覚では、若い女の子の発想に近い感じなのですが。(違うかもしれませんが)         要は、ファッション雑誌を参考に洋服を着こなす感じなんですが。しかし、着物ライフは、まだ5ヶ月程なので、十握様のご意見も参考になります。ありがとうございました。
 

>>> まっつん  男  埼玉  -- 2006/01/16-22:40..No.[2147]
 
    >>>リュウ様
いつも回答していただきありがとうございました。
 

>>> 優妃讃良  女  埼玉  -- 2006/01/17-13:40..No.[2149]
 
    相撲の行司は、今でいう着物と袴ではなく、直垂(ひたたれ)を着ています。
これは、染めではなく、有職地による織り柄です。着物でいうと帯地に使う生地です。
上下共布で仕立てます。行司の場合は、この下に黒紋付を着用しています。

というわけで、普通に言う「羽織袴」とは異なるものです。
昨年の「義経」で義経や頼朝が着ていた衣類の一つが直垂です。
この場合は、下は白無地の小袖、今年の「功名が辻」に出てくるのだと、下は染め小袖という色無地か、胴辺りを別に模様織りにしたものかと。

直垂は京都の装束屋さんなどで一般向けにも扱っていて、生地も多彩です。
 

>>> 優妃讃良  女  埼玉  -- 2006/01/17-14:01..No.[2150]
 
    >はっきりとしたイメージではありませんが、派手な袴での普段着はまずいですかね?(普段、と言っても様々なシチュエーションがあるかとおもいますが)僕の感覚では、若い女の子の発想に近い感じなのですが。(違うかもしれませんが)        
>要は、ファッション雑誌を参考に洋服を着こなす感じなんですが。

完全に本のセンスを自分なりに消化して、人ごみにまぎれても、「普通」の範囲だけど「カッコいい!」というとこまでいけば良いですが、「グラビアと全く同じ格好をしてみた」というケースだと、洋服姿でも、ちょっと注目してしまいます。「おお、なんか、すごいのが歩いている」って。

着物の場合だと、男性の袴で華やかな染めや織りのものは「舞台衣装」というのが一般的な見解なので、「タレントが舞台で着ていた衣類」を真似しちゃうと、やっぱり「舞台衣装で出歩いている」と見られると思います。
タレントさんは見られるのが商売ですから、「成人式でお宮参り」も個人的なものではなく、グラビア対象を意識します。だから舞台衣装並のイデタチなこともあるわけです、

直垂も、織りのものはよそ行き、礼装にあたります。
「普段着に燕尾服着るのってどうですか?」ってどう思います?
それと類似のことなんです。

ちょっと例外なのが、子供の衣類。七五三の男の子の羽織袴は織りも染めも凝ったのを使いますよね。これは、昔は「子供はいつ死んじゃうかわからないので、生きているうちに 良いものを着せて大事にする」という考え方から来ています。だから、大人の衣料としては「すっごい格高い礼装のときにしか使わない」ような生地をホイホイと使うんです。
これが、成人式してしまうと、いきなり、渋い生地の大人の格好になります。

着姿を真似るならば、アイドル雑誌の舞台衣装よりも「着物本」をまずは参考になさった方がよろしいと思います。
くずすのは、「基本を知ってから」の方が良いかと。
って、着物ムックでも、かなり崩した着方のも出ています。

直垂は レリコ・ジャパンさんが比較的手頃なのを出しています。
普段着ではありませんが、成人式や卒業式に使われた方がいらっしゃいます。
 

>>> まっつん  男  埼玉  -- 2006/01/18-00:44..No.[2151]
 
    >>>優妃讃良様
 ご指摘ありがとうございます。まだ着物歴が浅く、完全なるポリシーみたいなのがなく、今後、考え方も変わると思います。ただ、洋服の延長線と捉えるのはダメな考えでしょうか?常識的に普段から黒紋付・裃・いかにも舞台衣装等なんかを着ようなんて考えてはないんですよ。

また、芸能人の着物姿に憧れてはいても、全くそのまま同じように着てみようとも思ってはいないんですよ。ただ、微妙なところで差をつけたいんですよ。

 いくつかはありきたりの色の着物があり、着てるのですが、回りの評価がイマイチなんですよ。というよりマイナスイメージの方が強いです。特に着物姿に関心の無い人は。(僕のまわりは、ほとんどですが)

 そんな環境なもんで、あたりさわりのない派手?な着物に目がいっちゃうんです。とは言え、独りよがりになりそうな感じですので、着物ムックを参考にさせていただきます。
ありがとうございました。
 

>>> 優妃讃良  女  埼玉  -- 2006/01/18-14:09..No.[2152]
 
    こんにちわ、思いつきでのご質問であったとわかって、安心しました。浅学のまま「洋服の延長」の着こなしを持ち込むと、かなりヘンテコなコーディネートになる可能性がありますが、着物の基本(素材や色による格など)を知った上で崩していくのなら問題も少ないかと。
洋服の延長線とは、ある意味で違うと思いますが、「基本が違う」点を踏まえていれば、コーディネートの感覚はそう大きくは異ならないと思います。

洋服よりも、着物はよりジミ感の強いのが多いので、洋服で華やかな色を着慣れている方の場合は、「もっと洋服と同じ感じの色の着物が着たい」って思ってしまうのは、無理からぬことだと思います。
そういう着物好きの人を知っていますし。現実、その男性は既に明るい色系にも手を出しています。茶髪だからか、結構似合っています。
というわけで、「はみださない範囲なのに派手な着物を着こなす」ことは、事例アリです。

>いくつかはありきたりの色の着物があり、着てるのですが、回りの評価がイマイチなんですよ。というよりマイナスイメージの方が強いです。特に着物姿に関心の無い人は。(僕のまわりは、ほとんどですが)

こういった御仁に「あたりさわりのない派手な着物」を着て見せたら、評価はイマイチどころか、「気でも狂ったのか」ということになるかと。
って、私の経験なんですよ。「普段に着物を着る」という習慣を持たない人にとっては、例え 普段着にしかならないような木綿のジミジミの着物でも、黒紋付羽織と同格にしか見えていません。
だから、「どんな色柄、素材」か以前に「着物着てる」という自体が、マイナス・イメージです。とはいえ、「同じマイナスなら、派手なヤツ着ちゃおうか」というのは、よくない対応。あたりさわりのない着物を着ていれば、数年かけて、「ま、いっか」とアキラメにも似た納得を得ることができますが、派手に走ると、いつまで経っても、納得は得られません。
私の場合も、家人は最初は「京都に旅行に行くのに着物姿で」というのにすら「非常識な格好しないで、現地の人にも迷惑がかかる」と、「そこまで言うか?そこまで言うと、既に誤認識までいっちゃってるゾ」という状態でしたが、「冠婚葬祭以外の時期に着物を着る習慣はある」という、知ってる人にとっては、至極当たり前な認識を納得するレベルに行き着きました。
とはいえ、それでも、「着物に帯はお太鼓結び、ケースにより道行か羽織、ショールを重ねる」という範囲で、袴は「同行でないなら」、ちょっと外した着方をするのは「別行動でもヤメテ」です。4年は過ぎましたが、やっとこのレベルです。人の習慣というものは、事項によっては、他人の習慣すらも否定できる位強いものだと、思った次第です。

気の長い感じで、周囲の了解を得ていって下さい。
回りの反応はそうすぐには変わらないものだと思います。
 

>>> まっつん  男  埼玉  -- 2006/01/18-23:36..No.[2153]
 
    >>>優妃讃良様
こんばんは?いつもありがとうございます。優妃讃良様程の方でも、私と同じ様な環境なんですね。年配(戦時中生まれ以降の人は特に)の人と、よく着物の事で意見が合いません。自分達が幼い頃、着物で育ったくせに僕の着物ライフには否定的ですよ。(そういう人じゃない方もおられるのはわかるのですが。)
そうそう、昨年、私も着物で京都に5人で行きましたが、私のみ別行動でしたよ。やはり、一緒に歩くのが恥ずかしいんだとさ。
ただ、ホリエモンではありませんが、プライベートは全て着物で貫き通そうと思います。
よろしくお願いします。 
 

>>> もっち−  男  埼玉  -- 2006/01/19-01:20..No.[2154]
 
    埼玉大学近くの「着る物屋」にも
おもしろい柄の袴が売られていました。
お近くでしたらのぞいてみて下さい。
 

>>> 優妃讃良  女  埼玉  -- 2006/01/19-11:57..No.[2155]
 
    戦前生まれの人は、「お育ち」によって、着物のTPOに随分と違いがあったようです。
極端な例だと、某専業米作農村は、幕末には既に米作集落としてできあがってた所で、普段の衣類は「着物」といっても「筒袖短衣にもんぺ袴」という、今は、ゆったり目の上衣にゆったりめのズボン、もしくはジャージ姿といっても変遷を感じないものを着ていました。
こういう場所において、「裾まである着物を着る」「袴を穿く」というのは冠婚葬祭でしかありえない格好でした。「なんでもない日に着る」ものではなかったのです。経済的に余裕のない世帯では、この長着も、正絹ではなく、ウールや木綿ということもありました。だから、木綿であっても「長着であれば礼装」であったわけです。
そうかと思えば、町場では、普段着でも長着です。一般的には木綿は普段着、ウールがよそゆき、絹モノが礼装の類になります。
が、これも、商家だと、おかみさんは、普段着が安い紬になります。商家だった大伯母の持ち物には、難易度の低い絣柄の紬を単仕立てにしたものがいくつもありました。母方の祖母は更に格上の商家だったようで、子供にすらウールは着せず。普段服が銘仙でした。「木綿やウールは、小間使いの着るもの」だとの弁。そういうお店の娘だったようです。父方は下級の武家なので、これがまた違った習慣です。旗本、家老級、公家も違います。
というわけで、年配程、自分の育ってきたドレス・コードを遵守する癖がついていますから、他の習慣の人を見ると「あら?」と思ってしまう次第。
習慣が子供にもきちっと伝わっている家もありまして、その場合は、30代だろうと、40代だろうと「冠婚葬祭でもないのに」と異議を唱えます。

袴に関しては、「振袖は成人式か結婚式のみ」というのが最近は定着してしまっていますが、同様に「袴は大学の卒業式のみ」というのも定着してしまっているものの一つ。田舎方面では「袴は巫女さん、神職さん」と認識する場合もあり、誤解を避けるために、はかない方が良い場所はあります。
しっかし、「卒業式以外で袴をはいちゃいけない」というのは、「振袖は成人式以外に着るものではない」わけないのと同様にないわけです。

「普段でも袴を穿く」というのは、お公家さんや上級武家の末裔に残った習慣のようです。ですから、周囲は大方、農家、商家、職人、下級武家の末裔という間で袴を穿くと、彼らには未知の習慣なので、「なに、その格好は?」という風になるんだろうなと。

もちろん、今は階級もなく、階級に匹敵する衣類を着る必要もないので、そういった上下の習慣を取り入れてコーディネートすることは一向に構わないのですが、色々と苦情が来るのは、まぁ、いたしかたないことかと。
 

>>> 霞ヶ関  男  神奈川  -- 2006/01/19-15:27..No.[2156]
 
    袴は、こんなネットショップもあります。
こちら
ただし、私は利用したことありません。
 

>>> まっつん  男  埼玉  -- 2006/01/22-15:58..No.[2167]
 
    >>>もっちー様
情報ありがとうございました。最近、行ってなかったので覗いてみます。
 

>>> まっつん  男  埼玉  -- 2006/01/22-16:15..No.[2168]
 
    >>>優妃讃良様
ドレス・コードの遵守ですかあ。でも、うるさい人に限って、自分自身は都合よく、しきたり・習慣等を捨てたりしてますよね。ほんとに困りますよね。私は個人的に歴史とか好きなもんで、武士のスタイルが好きです。出自とは関係ありませんが、気合入れるときは、このスタイルで決めようと思います。
 改めて考えさせられる機会になり、ありがとうございました。また、よろしくお願いします。
 

>>> まっつん  男  埼玉  -- 2006/01/22-16:25..No.[2169]
 
    >>>霞ヶ関様
 早速、拝見しました。割かし種類が豊富で、非常に参考になりました。今後も要チェックかと思います。ありがとうございました。
 

>>> 十握  男  静岡  -- 2006/01/24-01:46..No.[2180]
 
        蛇足
 武士のスタイルとありますが、スタイルとは服装だけで決まるものではなく所作や作法に大きく左右されるものです。格好だけ・・・と言われませんよう。
武士の礼法は現在でも武術などから学ぶことができます、余裕がありましたら見てみてください。
 

>>> まっつん  男  埼玉  -- 2006/01/27-22:40..No.[2193]
 
    >>>十握様
アドバイスありがとうございます。性格的にはカタチから入る人間ですが、余裕が出てきたらそちら方面も参考にさせていただきます。現在は、基本的な着こなし等で精一杯です。