■--脇の縫い代について >>>ずっちゃん 女 兵庫 -- 2005/10/14-23:59..No.[1870] |
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痩せ型の為、出来合いの着物では身幅があまりすぎるので、自分で縫ってみることにしました。肩幅は反物の巾をいっぱいいっぱい使うのですが前巾は20〜21cmでよいので袖付けの線がものすごい斜めの線になってしまい、縫い代が攣れてしまいます。洋裁なら余分な縫い代は断ち切ってしまったり、攣れるところは切り込みを入れたりすると思うのですが、和裁の場合はどうしたらいいのでしょうか? | |||
>>> 優妃讃良 女 埼玉 [URL] -- 2005/10/15-14:02..No.[1872] | |||
既製品は洋服でもサイズぴったりとはいきません。 着物の場合、仕立上がりが一般的に出回るようになったのは、つい最近のことです。 もっとも、家で仕立てるのも、一般的でありましたが。 「出来合いの着物」ということは、化繊のプレタ着物のことでしょうか? でしたら、化繊の反物を仕立てて貰うという手もありますョ。 値段はプレタ着物と大差ありません。 その場合、自分のサイズにあった寸法に仕立ててもらえます。 私も細身で裄長なので、仕立て貰っています。身幅7寸に肩幅9寸ですので、2寸ばかり細めることになります。 この場合のカラクリです。 単純計算では裄の半分が背幅ですので、裄の長い着物は身幅が広いことになります。 着物は仕立替えや洗い張りのことを考えて、余った縫い代を切ってしまうということはしません。小さい子供の着物でも太った人の着物でも(お相撲さんのような巨大な人はさておいて)、皆、約1尺幅の反物幅をそのまま使います。細い人程、脇やオクミとの縫い代に沢山の縫い代が縫いこまれています。 で、肩幅と身幅が大きく違う場合ですが、肩部分では、必ず幅に平行にします。これを斜めにする仕立て方もありますが、差が大きい場合、明らかなでっぱりになってしまいますから。 袖付けをまっすぐ下ろして、身八つ口で斜めにして身八つ口の下で身幅に合わせます。袖つけも若干斜めにして、二段構えで細める人もいます。 身幅の広い着物を着る場合には、脇でM字になるように衣紋ヒダを取ると、綺麗に着られます。 私の場合は既製品やお下がりはこれで着てしまっています。 ご参考に。 | |||
>>> ずっちゃん 女 兵庫 -- 2005/10/16-00:44..No.[1875] | |||
ご回答ありがとうございます。早速袖つけの部分を解いて縫い直してみます。 着方も脇でひだを取る方法があるんですね。 上前の位置を合わせてくるくると体に巻きつけていくと脇線がとんでもない位置にきてしまって、頭の中が「?」だらけになっていたところです。 色々と教えていただきありがとうございました。 | |||