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 ■--紬お召しの格について
 >>>たかむら  男  京都  -- 2004/12/28-11:24..No.[618]
    こんにちは、毎度御世話になっているたかむらです。
今回、茶会の席主を務めることに相成り、新たに単の着物を作ろうかと思っております。よく行く着物屋さんに、お召し紬(お召しのつやを持ちながらところどころ節のあるもの)の反物が安く手に入ったから、と勧められました。紬=カジュアルのイメージと聞いておりますので、亭主を務める場合などにはやはり向かないものなのでしょうか?
できましたら、お茶をされている(私は裏千家ですが)方、ご回答よろしくお願いいたします。




>>> 優妃 讃良  女  埼玉 [URL]  -- 2004/12/28-13:44..No.[619]
 
    一口に裏千家と申しましても、お作法も様々のようです。
お着物も、先生によりまして、かなりきちんとした着物の系統をアドバイスされる先生もあれば、「夏は浴衣でも」とか「絣に袴」といった指定を茶会によってはされる先生もあるようです。
また、茶会の格の程度によっても着物の格には違いがあります。

今回、亭主を勤められるのは、どのようなお席でしょうか。
初釜のような正式なお席ですと、紋付ですが、その他の七事式では無地に一つ紋です。
問題の御召紬ですが、色柄の程度はどのようなものでしょうか?
細かい縞や柄で無地に見えるものならば、うちの場合は問題なしです。

一番確かなのは先生にお伺いすることと存じます。
 

>>> たかむら  男  京都  -- 2004/12/28-14:04..No.[620]
 
    早速のご回答ありがとう御座います。
正直、先生はあまり着物に関しては厳しくはおっしゃいません。お稽古に着物、ましてや男となると数少ないので・・・本当は厳しくおっしゃってほしいところですが。
茶会に関しては、初釜などのきちんとした席ではなく、単に季節を愛でる様な茶会になる予定ですが、なかなか着物を気軽に作れるような経済状況でもないので(涙)、ほかの茶会にも、使いまわせるようなものがほしいとおもっております。(多分、縫い紋を一つ入れる予定です)
やはり、せっかく作るのですから使い勝手のいいものを・・。
柄に関しては、近くで見たり、よほど明るいところなどに出なければわからないほどでしょうか。

 

>>> 優妃 讃良  女  埼玉 [URL]  -- 2004/12/29-12:00..No.[621]
 
    そのような先生であるなら、無地に近い色柄に縫い紋であれば、よろしいのではないでしょうか。お客の立場であれば、十分な着物ですし。

あと頑張って、袴を作られると、格上げにはよろしいかと。
冠婚葬祭に使う縞でなく、無地の紬やお召し地のもので。
 

>>> リュウ  男  兵庫  -- 2004/12/30-02:58..No.[622]
 
    私事で恐縮ですが、昨年暮れに、初釜用(16年)にお召を新調しました。色無地で一つ縫い紋を入れました。薄茶色で、西陣の利休お召しと名前が書いてあるもので、定価は15万が平均(店によって根付け幅があります。)売り出し中(同じものが半値の時もあり。)だったり、顔見知りの店だともう少し安くなります。これに裏生地代仕立て代がかかります。これも依頼する店で違います。一枚は欲しいアイテムですので、思い切って新調しました。これは同系の淡い色の羽織でボタン雪のように見え絞りのある羽織も合わせました。でも茶席では羽織は脱ぎますから、色が合えば今お持ちの羽織でも良いのではないでしょうか。前期のレスのように西陣などの色無地の袴を作られたらい良いと思います。縞袴より実用性があり普段から茶席などで身につけています。またこのHPでも紹介されているお店で相談されたら良いと思います。個人的に比較意的良心的で安い店も知っています。よろしければメールでも?本題からは外れましたけれど、昔から紬は普段着の延長とよく言われてきました。でも現代はそうでもないような気がしますけど、お茶席で亭主や正客になられるのでしたら、紬は避けたほうが無難かもしれないですね。羽二重の物か正絹の織りの物(西陣の物や紬でない織物のものを)が良いような気がします。この機会に考えられては如何でしょうか?それとやはり、茶道の先生のご意見に従うほうがベストですね。