■--長着と羽織の組み合わせの可否 >>>梵天 男 東京 -- 2004/09/07-23:01..No.[296] |
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初めまして。着物初心者です。 新古品で白大島のアンサン、深川鼠の米沢紬のアンサン、濃いベージュのお召しのアンサンと三組の着物を持っています。ちなみにすべて袷です。 関東は関西ほどアンサンが多くないと聞きますし、この三つを組み合わせれば楽しみ方も増えると思うのです。 そこで質問ですが、 1)白大島と米沢紬は組み合わせOKかと思うのですが、お召しの長着に白大島か米沢紬の羽織は宜しいのでしょうか? 2)また、白大島か米沢紬の長着にお召しの羽織はどうでしょう?これはなんかおかしいような気がしないでもないんですが。 3)また、お召しのアンサンに紬の袴はいけませんか?良いとしたらどの程度の集まり(私的なパーティ、結婚披露宴など)だったら着用できますか? 何卒皆さんのお知恵を拝借させて下さい。 |
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>>> にいにい 男 富山 -- 2004/09/09-00:05..No.[299] | |||
今晩は! 基本的にお召しは準礼装ですので紬とあわせるのは不可と思います。 しかしながら私的なパーティとか集まりでしたらOKかと思います。 また、以前東京のホテルで友人の結婚式に出席しましたが、留袖あり、訪問着あり、色無地あり、小紋ありと様々でした。 現代においてきものは一般的に日常着では無くなりましたので、着物全体がフォーマルと思って差し支えないかと思います。 ただ、中には判っている方もおられますので、結婚式など正式の場を避けた方がベターかと思います | |||
>>> 朝路真行 男 兵庫 -- 2004/09/10-04:57..No.[305] | |||
初めまして。朝路と申します。 楽しまれることが何よりですね。『にいにい』さんが仰るように、現代では着物全体がフォーマルとして扱われるようになっていますから、取り合わせのタブーが少なくなってきていると言えます。 ですからそういう場合、取り合わせを気になさるよりも、場の雰囲気、出席される立場を第一に考えられるべきですね。何よりもまず、鏡の前に立たれることでしょう。関西のほうがアンサンブルが多いと言うのは、私は初耳ですが、裏を返せば、関西では和服を着る男性が少ないと言うことでしょうね。何着も作らないので、作るときに一度ですんで、羽織生地を別に購入せずに安価で出来ますからね。 さて組み合わせの件ですが、私見として、改まった席に出られる場合は、コンビよりもアンサンブルを着用されることをお勧めします。と言うのは、羽織の考え方にあります。元来羽織は、防寒着、塵除けとして着用したもので、人前に出る際には脱いだものでした。その名残は茶道に残っています。江戸の寛政期頃に、羽織も長着と共布で作るようになり、防寒着、塵除けと言う観念から、上着としての扱いになりました。これ以降、長着と羽織を組み合わせて着る着付けは、洒落着の着付けとされています。ただ紋付の羽織を組み合わせるときは、紋付羽織袴に次ぐ準正装、略礼装の扱いになっています。 礼装の基本は、上着(羽織)、中着(長着)、下着(襦袢)、袴の四点が揃っていることです。さらに、先ほど申し上げたように寛政以降上着と中着を共布で作ることが第一とされましたから、無紋であっても、コンビよりはアンサンブルの方が格上と言えます。 最後に袴の合わせ方ですが、材質よりもまず見た目です。上がキラキラと光沢があり、下の袴も同様にキラキラとしていては、まるで舞台衣装のようになってしまいます。また袴ばかりキラキラしているのも変ですね。どんな場合でも、やはり袴は落ち着いた感じのものの方が納まりが良いように思えます。とは言え、いくら紬で落ち着いた色合いでも、ヒゲの出ているような紬地の袴では洒落着になってしまいますね。 くどいようですが、やはり何度か鏡の前に立たれてチェックされてみることでしょう。いつぞや他の方にも申し上げましたが、御自身で御覧になって「あれ?」と思われるような場合は、再考されることです。自身が思うときは他人も「ん?」と思われることでしょう。 どうぞ色んなバリエーションを創造されてお楽しみください。 | |||
>>> 梵天 男 東京 -- 2004/09/10-21:35..No.[306] | |||
お二方から早々のご教示、感謝に堪えません。 参考にさせて頂き、アイテムも段々増やして以降と思います。 コンビよりアンサンの方が格上とは、目からうろこでした。 お召しのアンサンってあんまり無いと聞いていたので。 又色々教えて下さい。 | |||