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 ■--きものの下着について
 >>>さとし  男  茨城  -- 2004/11/19-19:49..No.[498]
    正月にきものを着ようと思っていますが 下着はなにをつければいいでしょうか 男用の襦袢てありますか 下は褌がいいですか




>>> お祭り好きの電気や  男  神奈川  -- 2004/11/19-21:19..No.[499]
 
    こんばんは、お祭り好きの電気屋です。

 男物の襦袢・・・。勿論ありますよ。結構かっこいいのが
多いですね。下着については

こちら

をご覧ください。

 肌着に関しては襟から見えなければ手持ちのものでいいと思います。
襦袢は使ったほうが良いでしょう。ちなみに浴衣を襦袢の代わりに使
うことを「下馬(したうま)」といいます。実はこれは余りよろしく
ないようなので(カッコの良くないこととされている)もろに襦袢の
代用にするのは避けたほうが良いようです。

 とはいえ、私は襦袢の下に小さ目の浴衣をかさねています。そのほう
が襦袢に与える負担が小さい為(直接肌に触れないので)です。

 それでは、また。
 

>>> 単衣者  男  東京  -- 2004/11/20-03:00..No.[502]
 
     蛇足ですが電気屋さんの返信に加えて

 「お正月にお着物」と言うことですとやはり襦袢が必要でしょう。
 襦袢は、長着から出過ぎず引っ込みすぎずに半襟が見えることと長着の
袖から襦袢の袖が出てしまわない事が大事です。その為には、お持ちの長
着に合わせて仕立てるのが一番です。今からでしたら十分お正月に間に
合うと思います。仕立て上がり品でと言うことで有れば、どんな物が有る
のか、価格の事もありますから、実際にお品をご覧になってみては如何で
しょうか
 町の呉服屋さんでは仕立て上がり品は殆ど見かけませんから、浅草の
「ちどり屋さん」辺りを覗いてみては如何でしょう。薄いウールの物、
化繊の物、絹物と揃っていますし価格も手ごろな物から色々有ります。
(お店の案内は、このHPに有ります)

 和装の下着は、肌襦袢(晒しの生地で出来た作務衣のような形の下着、
シャツに当たる物)此は同じく浅草の「かずさや」「永澤屋」辺りで手に
入ります。
 褌は好みが別れますが、和服と一緒に発展してきた日本の下着ですから
和服にはピッタリだと思います。新たな年を迎えるに当たって、新しい
晒を切って締め込むと気持ちも引き締まる気がします。褌の上には裾回し
(女性物で言う腰巻きです、此も浅草かずさやに有ります)かステテコが
必要です。どちらになさるかはお好みですが、ステテコも裾除けも綿の物
は滑りが悪いのでキュプラの物が一般的です。
 褌を締めるようでしたら、裾除けになさると便利ですよ。その度に帯を
解かないで用が足せます。六尺の場合しゃがんで縦密をずらす事で可能)
正月は結構長い時間着物を着ていることが多いですから。

 浴衣を肌襦袢代わりになさるときはくれぐれも浴衣が覗かないように
着て下さいね、晴れ着に下着が覗いているのは興ざめですから。
 

>>> ぬのくま  男  神奈川 [URL]  -- 2004/11/21-07:31..No.[503]
 
     実は昨日浅草仲見世の「かずさや」さんに行ってきたのですが、
半襦袢+裾よけの二部式で身頃が晒になっている、そう、いわゆる「ウソツキ」襦袢がありました。これも気楽でいいですね。
 女性用には結構ウソツキも出回っているのに、男性用には殆ど見かけなかったので、これは嬉しいです。
 僕も昨日、普段着用に買いました。
 

>>> 優妃 讃良  女  埼玉 [URL]  -- 2004/11/21-17:26..No.[504]
 
    二部式襦袢は便利ですよね。洗濯の際に干し場にも比較的困らないところも良いです。
あと、腹に巻く、タオルもあった方がよろしかと。
冬場でも腹部は汗になりやすく、また、下腹が出ている方が着物の場合は格好よく、かつ着崩れしにくいです。洋服的な体型の方はタオルで補正すると良いです。タオルでは小さめなので、スポーツタオル位が丁度良いかと。
 

>>> 単衣者(ひとえもの)  男  東京  -- 2004/11/23-02:11..No.[506]
 
     蛇足の蛇足!

 ぬのくまさんの
>半襦袢+裾よけの二部式で身頃が晒になっている、そう、いわゆる
「ウソツキ」襦袢

 浅草に行けない方に
「ウソツキ」襦袢は、このHPお薦めのネットショップ「あめんぼうさん」
で手に入りますよ。 残念な事に裾よけは、まだ扱って無いようです。
 「裾よけ」も扱って戴けると有難いのですが
 

>>> グレゴール・ザムザ  男  東京  -- 2004/11/23-09:13..No.[507]
 
    こんにちは、

裾よけ(褌、肌襦袢も)ついては
ネットショップ「いいものワークス」さんで取り扱いされている一衣舎(いちえや)さんのモノが逸品と思います。
こちら
普通のものに比べるとお高いですが、モノがまったく違います。
また、一衣舎さんのものはご自分で着られて研究を重ねているので、ツボをおさえているというか、とても安心感があります。

ザムザ