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片ばさみ

実は最も緩みにくい締め方

見ればわかるとおり、背中の結び目が平らになるので、車を運転する時など、長時間何かに背を持たれかけるときには着崩れしにくいというメリットがあり、意外と貝の口よりも緩みにくい結び方です。結び方も簡単なのでたまには気分転換に締めてみて下さい。

※「片ばさみ」と「浪人結び」を別の締め方とし、「浪人結び」は「貝の口」と「片ばさみ」の混在した締め方とする解説もあります。「片ばさみ」は別名「浪人結び」とも呼ばれる結び方です。今では一般的に、時代劇などに見られる着流しの浪人侍が締めているものと同じ締め方として呼ばれることの多い締め方です(※実際の浪人が実在した江戸時代当時にこの呼び名が通っていたとは考えにくく、後世になって歌舞伎や映画の役柄の中で誰かが考案したものと考えるのが現実的な気がします)。

締め方

「手」の長さを貝の口の時より短
く取ります(握りこぶし一つ分く
らい)。

背中で一結びするまでは貝の口の
時と同じです。
ゆるまないようにしっかりと。
このとき、結び目の山が平らにな
るように整えます。
上に立てた「垂れ」の先を、胴に
巻かれている帯の一番上から二枚
目の帯の間に挟み込み、下へ引き
抜きます。
写真のように、垂れ先を三角に折
るようにして指で押し込むと簡単
に通せます。
「垂れ」を右下に引き出して、
「垂れ」と「手」が八の字になる
ように形を整えて出来上がり。
この写真のように左下に出ている
手先を半分に折ったままでもいい
のですが、普通は6.の写真のよ
うに手先を広げて形を整えます。

なお、片ばさみの時は、貝の口の
時のように背中心から左右にずら
した方が粋という事はなく、結び
目が中央になる方がバランスよく
見えると思います。私の場合は、
結び癖でどうしても写真のように
左に寄ってしまいます。好みで加
減してみて下さい。
ちなみに、左下に下した手先を広
げる締め方もありますが、こちら
はあまり一般的ではありません。
好みに応じて締めてみて下さい。