北陸

■富山県


 福光麻布(ふくみつあさふ) [麻織物]
 桑山紬(くわやまつむぎ) [絹織物]
 井波紬(いなみつむぎ) [絹織物] 
 越中絣(えっちゅうがすり) [綿織物] ※農村での作業着などに用いられた。
 戸出縞(といでじま) [綿織物]
 新川木綿(にいかわもめん) [綿織物]
 福野絣(ふくのがすり) [綿織物] 
 福野手縞(ふくのてじま) [綿織物] 
■石川県


  Memo 明治37年以前は「能登縮」または「安部屋縮(あべやちぢみ)」とも称された夏の高級着尺。
        ひんやりとした肌触りと涼やかな着心地で汗に濡れてもべたつかない。夏こそきものが
        涼しいということを体感できる一枚。麻のきものの底力をぜひ確かめて欲しい。
 小松絹(こまつぎぬ) [絹織物] →※小松地方の絹織物の総称。
 小松綸子(こまつりんず) [絹織物]
 牛首紬(うしくびつむぎ) [絹織物]
  Memo 生地が非常に丈夫なことから別名「釘抜縮(くぎぬきつむぎ)」とも称された。
 白山紬(はくさんつむぎ) [絹織物]
  Memo 古来のものは現在の牛首紬。現在の「白山紬」は金沢メーカーの商標登録名で
        オリジナルとは異なる。
 加賀友禅(かがゆうぜん) [染色技法]
 加賀小紋(かがこもん) [染色技法]
 金沢羽二重(かなざわはぶたえ) [絹織物] →※金沢産輸出向け羽二重の総称。
 加賀絹(かがぎぬ) →※加賀産の絹織物の総称。
  Memo 現在では羽二重にとってかわられ加賀絹の名称も消えた。
 御国染(おくにぞめ) [染色技法] 
  Memo 江戸時代に加賀で行われていた黒梅染の呼び名。
 加賀紙子(かがかみこ) [紙子]
  Memo 「二俣紙子」とも呼ばれる。原料は楮(こうぞ)から作られる和紙。
■福井県

 越前墨流し(えちぜんすみながし) [染色技法]
 越前羽二重(えちぜんはぶたえ) [絹織物]
 越前絹(えちぜんぎぬ) [絹織物] ※越前産の絹織物の総称名。
 越前紙子(えちぜんかみこ) [紙子]
 奉書紬(ほうしょつむぎ) [絹織物]
  Memo 奉書紙のように純白であったことから名づけられた。用途は法衣地、黒紋付、裏地など。