印傳鼻緒の右近下駄
特注の草履をオーダーした東京浅草雷門の長谷川商店さんで入手した右近下駄です。
現在私の普段履きはもっぱらこの右近下駄。きもの初心者にもお薦めの歩きやすい下駄です。
夏場は紬や別珍などの布製より、こうした印伝などの皮の鼻緒の方がスッキリした履き心地です。
ただし、皮の鼻緒はあまり太いものがないので、太目が好みの人は布鼻緒になります。
鼻緒のアップ。
今回組み合わせたのは、少し上等(それでもわずか3000円!)の桐の台に、
本鹿革の桜小紋の入った鼻緒を組み合わせて見ました。
色は好みのモスグリーン系をチョイス。
鼻緒の方は鹿革なので少々高くて2800円ほど。
それでも、この品質、履き心地で合計5800円は格安です。
鼻緒だけ何本かストックしておいても楽しく履きかえられそうです。
ところで、白木の台は足袋を履いていても、指の跡汚れがつきやすいもの。
軽い汚れのうちに消しゴムで落としておきましょう。
桐の繊維に染み込んだ後ではなかなか落ちません。
どうしても汚れの気になる方は、焼き物や塗り物の台をどうぞ。
問い合わせ先
「長谷川商店」 |
台東区雷門2-19-1 電話 : 03-3841-0144 営業日は、月~金のみ。 注)お買物は現金のみ |
1999年7月25日 掲載