着物を着る

着物を着るという行為

着物を着る前に

着物の着方(着用手順)

(1)肌着を着る(褌、足袋、肌襦袢の順に着けます。また、裾よけも説明します)

(2)長襦袢を着る(長襦袢の着方と半襦袢について説明します)

(3)長着を着る(長着の着方です。身幅のゆるみの始末方法も説明します)

(4)帯を締める(代表的な角帯と兵児帯の締め方を説明します)

角帯の締め方

兵児帯の結び方

(5)袴をつける(紬の訪問袴を使って説明します。袴紐の結び方は十文字を説明します)

(6)羽織を着る(正しい羽織の着方と、羽織紐の付け方、結び方について説明します)

羽織紐の結び方(直付けタイプの羽織紐を用いて説明します)

羽織紐の結び方は、ここで紹介する結び方の他に、長めの紐を蝶々結びにする「花結び」や、女性の羽織紐の結び方と同様な「重ね結び」などまだまだ色々あります。どれを選ぶかは好みにより自由でいいとは思いますが、普通は(その一)の結び方を覚えれば十分で、私はいつもこの結び方です。
さてさて、みなさんうまく着れたでしょうか?和服は人の体にあわせて着付けるというプロセスなしでは着れない衣服です。自分の好みや肌にあった着心地をモノにするには、どうしても自分自身で着なければなりません。自分に合った着方でいれば、たとえ紋付袴で一日中過ごしても平気でいられます。男のきものは慣れれば着るのは本当に簡単です。何度も着れば自然と身体が覚えてくれますよ。